脂肪幹細胞の可能性は?【第8回 細胞再生医療研究会から】

2018/8/30付|@nifty

神戸市の甲南大学ポートアイランドキャンパスにおいて、8月25日(土)に「第8回 細胞再生医療研究会」が開催された、という記事です。

7年前から開催されているこの研究会では、毎年、再生医療の専門家による最先端の研究発表や意見交換が行われており、今年は、近年、再生医療のための細胞源として注目を集めている間葉系幹細胞に焦点を当てられました。

アーツ銀座クリニックの市橋正光・神戸大学名誉教授からは、「自己脂肪幹細胞で明らかな運動機能回復を示した脳卒中の1例」として、同院が昨年9月に厚生労働省の認可を得て開始した「自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた脳血管障害治療」の実施例が紹介されました。

これは、脳卒中患者を皮下脂肪由来の自己脂肪幹細胞の点滴注射で治療する方法で、麻痺状態の上下肢の運動機能の改善や、皮膚血流量が増すなどの効果が治療終了後直ちに見られたそうです。

当サイトで紹介している第2種再生医療幹細胞治療)の中でも、糖尿病治療は脳卒中の治療例と同じく、自己脂肪幹細胞の点滴注射による全身投与を用います。そのため、対象となる症状以外にも全身で健康面や加齢に伴う症状の改善が見込めると言われています。

<元の記事>

https://news.nifty.com/article/item/neta/12108-2598/