インスリンは寒さに弱い?

糖尿病治療に使用するインスリンは冷蔵庫保管を指導されるため、「寒さに弱い」というと矛盾しているように聞こえますが、要するに「凍結に注意」ということでした。

今週(執筆時2018年1月22日)は記録的な寒波が日本を遅い、東京でも最高気温3°C/最高気温-6℃の予報が出ているので、インスリンを保管・携帯している糖尿病患者の方は注意が必要です。

未開封のインスリンは2~8℃で保管

未開封のインスリンの保管温度は2~8℃です。それより低いと凍結を起こし、作用する時間や効果が変わるなどしてしまうそうです。

また、注入器内に大きな気泡ができたり、結晶の沈殿が起きたり、ひび割れやゴム栓の膨張などにより破損する場合もあるとのこと。

なので、冷蔵庫内でも、冷風の吹き出し口付近は避けて保管する必要があります。

開封後のインスリンは室温保存

開封後(使用中)のインスリンは、室温(1℃~30℃)保管です。注射するたびに冷蔵庫から出し入れしていると、温度変化のため注入器に結露などが生じる恐れがあるからです。また、冷たいまま注射すると、痛みが生じることもあるそうです。

室温と行っても、窓際など、温度が外気の影響を受けやすいところでの保管は避け、外気0℃前後になる環境での携帯は、タオルに包んだり、内ポケットに入れるなどして適温を確保することがお勧めなのだそうです。

※この記事は、当サイト運営者が自分の勉強のため調べたことを、せっかくなので共有するものです。日本糖尿病協会の月刊誌『さかえ』2018年2月号の記事を参考にしました。